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大切なのは重要で緊急性のないこと

日々仕事やプライベートを過ごしていく中でより充実した生活を送るために、私が気を付けていることの1つに、「緊急性のない重要なことを大切にする」ということがあります。

日常ではやらなくてはいけないことが数多くあります。その事柄を重要度と緊急度に分けて考えると、具体的な内容は一般的なものなので、それぞれの状況によって異なりますが、以下の4つに分けることができます。

緊急度 高 緊急度 低
重要度 高  病気・災害・事故  良い人間関係づくり
 締切直前のためている仕事  丈夫で健康な体作り
 トラブルの対応  自分磨き
 重要な会議  準備や計画
 重要な電話やメールの対応  適度な息抜き・世間話
重要度 低  無意味な電話やメールへの対応  暇つぶし
 突然の来訪  長時間、必要以上の息抜き・世間話
 多くの会議  だらだらとした電話
 無意味な接待や付き合い
 多くの報告書
 飛び込みの営業の対応

 

漫然と過ごしていると、重要なことよりも緊急なことに目が行きがちで、重要かどうかをしっかり考える前に時間に追われて物事が進んでしまいます。そのため重要なことに時間を使うことが難しいまま日常が過ぎてしまいます。重要度が低いことに時間を取られないようにするために、自分を律すること心がけています。

私にとってプライベートで重要な時間は家族と過ごす時間です。長く楽しい家庭をつくためには健康であることも欠かせません。健康のためには食事、睡眠、運動(あまりできてませんが)が大切です。家族との団らんを大切にするために、だらだらテレビやスマートフォンを見ないように気を付けています(今でも妻には注意されますが)。こう考えるとプライベートではなかなか上手に時間を使えてないかもしれません(笑)。

仕事においてはどうでしょうか。私の仕事は美容外科医であり、クリニックの院長ということになります。このことを考えて簡単に分類してみると、以下のように分けられます。

緊急度 高 緊急度 低
重要度 高  予定されている手術・検診・カウンセリング  手術手技の研鑽・勉強
 重要な電話やメールの対応  手術に対する事前の準備や計画
 トラブルの対応  適度な休憩
 締切が迫った事務仕事  スタッフの教育
 人間関係悪化の改善  スタッフとの良い人間関係づくり
 美容外科医としての思いを皆様に発信すること(コラムや診療日記)
重要度 低  無意味な電話やメールへの対応  暇つぶし
 突然の来訪  長時間、必要以上の息抜き
 多くの会議  だらだらとした電話
 多くの報告書
 飛び込みの営業の対応

 

もちろん、重要度が高いことに時間を使うことが大事ですが、いかに緊急の仕事を軽減させるかも大切になります。トラブルは入念な準備で減らすことができます。事務的な仕事も計画的に隙間時間を使う事で、時間を取られないようにできます。そもそも人間関係は悪化しなければ、気を揉むこともありません。少しの工夫や心配りで、緊急なことを緊急でなくすることができるのです。

一方、当院には3つの理念があります。
患者様第一主義、自己啓発、相互協力の3つです。
4つの分類にあてはめると、この3つの理念の多くは、重要で緊急性のない部類に分類できます。

この「重要で緊急性のないこと」が良いクリニックであり続けるために必要なことです。

患者様を第一に考え、事前のカウンセリングや、手術の準備や計画を立てること。
自己啓発の為、手術の研鑽や研究・勉強を怠らず患者様に信頼して頂き、スタッフに尊敬してもらえるように人として成長していくこと。
相互協力によって、スッタフ一丸となれるように良い人間関係や、積極的にお互いが協力できるように心を砕くこと。

これらのことは、やらなくても一日一日は過ぎていきます。しかし、疎かにしていると次第にクリニック全体に悪影響を及ぼします。やはり、院長である私が先頭に立って行うことで、良い影響を与えることができるはずです。

日々このことを心に留め、理念を体現し、多くの患者様に喜んでいただき、スタッフ全員が生き生きと働けるクリニックであり続けたいと思っております。